活動報告

議会報告

一般質問原稿

午後1時10分再開で私の一般質問となります。 質問通告の内容は過日ご案内の通りです。 答弁につきましては、改めてご報告いたしますが、 本日は質問原稿をご案内致します。 以下、原稿となります。 補助83号線沿道整備事業は国土交通省事業認可後、地元住民の協力・東京都、北区の積極的な関わりにより、順調に進捗しています。今後、後に述べます埼京線十条駅踏切解消事業の進捗と共に安心安全なまちづくりに、より大きな成果が望まれる所です。まずは今後の沿道整備についてお答えを願います。 補助83号線は日光御成街道と呼ばれる中世以来の鎌倉街道中道を前進として江戸時代に整備された日光街道の脇街道であり、将軍が日光東照宮へ社参する際に利用された街道であります。本郷追分(現在の文京区向ヶ丘)で中山道から分岐し、幸手宿で日光街道と合流します。又岩槻藩の参勤交代に使われていたことから「岩槻街道」と呼ばれるようになった歴史的背景が豊かな道であります。 本事業は国土交通省の認可後、道路拡張部分買収については東京都が、まちづくりについては北区が担当し、平成24年度末には第1期事業認可区域の50%超の買収予定で順調に推移している旨、8月28日開催の83号線ブロック会でも報告がありました。今後は買収した不動産については遺跡調査や電柱地中化等の整備を関係機関と協議を行う点についても報告がありました。 この沿道は先に述べましたように歴史的な趣がある場所です。補助83号線延長上には様々な神社仏閣が点在し、北区内を南下すれば西ヶ原一里塚があり、現在、区役所通り周辺歩道は煉瓦の街並みが部分的に整備されています。83号線周辺には篠原演芸場を有する演芸場通り商店街があり、今回の環境整備を行う際に、歴史的な背景を視野に入れた整備を進める等の積極的な対応やイメージ戦略、将来の産業振興や観光協会設立に向けた先進的な事例として取り組むべきではないかと考えます。区は地域の有識者やブロック会を通じてあるべき姿を模索し、東京都に対して基礎的自治体としての姿勢を示す時期ではないでしょうか。 本件事業着手後に警視庁から自転車、歩行者分離交通についての規制がかかり、歩行者、自転車、自動車の環境には変化があります。それぞれの安心安全を目的とした環境整備には、今後道路整備に向けて車道3m路側帯2m歩道5m相互通行に一歩踏込んだ議論が必要な時期に差し掛かっていると思われますが、区はどのような発想をお持ちでしょうか。 平成23年第1回定例会代表質問の答弁で「児童遊園については、木造住宅密集地域の貴重な空間である事から、それに替わる広場を密集事業の中で確保していきたい旨、町会会館につきましては、用地及び建物が補償の対象となりますので、関係者のご要望をお聞きし、東京都と連携し十分な調整を行ってまいります。」とご答弁を頂きました。1年半が経過し、どのような交渉を行い、責務を果たす事を目標に交渉を行ったかを示して下さい。 次に東十条駅南口十条跨線橋についての課題です。 この跨線橋の耐震強度に対しての課題に対しては本会議、各委員会において積極的な議論が進み、架け替えを前提に、①隣接町会からの高低差解消策、②駅前広場の創造、③改札口からホームへのユニバーサルデザイン化については、現在進められている北区中期計画平成24年~26年において、その方針が「推進」に位置付けられ、基本設計に着手する方向は昨年の定例会代表質問でもご答弁を頂きました。地域住民もその姿勢に期待感が高まり、南口改札を出て東十条町会に向かう方面には、将来工事着手する際の工事ヤードになると思われる土地の確保など区の取り組み姿勢が明確に表れてきている事も高く評価致しております。 反面、シティマネジメントの視点から鑑みると、本件の達成には更に大きな課題があることが明らかになります。 公共施設マネジメントの視点からは、現在の耐震強度には大きな問題点がある事は明らかです。しかし、本件の十条跨線橋以外にも区内に点在する橋・跨線橋は多くあり、それぞれの耐震強度には課題がある橋もあります。所管は国・都・北区と分かれますが、国民・都民・区民の生命財産を守る為に必要な事は、協議を行い進展させなければなりません。反面、それら工事着手には、それぞれの地域の抱える問題を整理しなければ前進できず、道路は続く訳ですから、工事期間の交通規制等を視野に入れると更に問題は大きくなります。 インフラマネジメントの視点からですと、区内全橋・跨線橋の中での位置づけがどうなっているのか。長寿命化への対策で地域要望を担保しながらの対応ができないかとの課題があります。 ファイナンシャルマネジメントの視点ですと、十条跨線橋は区道となりますので、当然の事ですが工事費用についての財源が課題となります。区財源の現状を考えますと、公共施設白書を拝見する限り、今後の公共施設更新需要は大きく、課題を抱えている事が理解できます。 いずれにせよ、錆びついた現在の十条跨線橋は景観上も駅前の環境には相応しくなく、日増しに揺れを感じるようになっています。 そこで、上記3点のシティマネジメントの視点から十条跨線橋の位置づけを明確に示し、住民の願いを一日も早く達成するための区長の強い決意と、今後の環境整備に向けて住民が協議しておくべき具体的な課題があれば、提示し民意集約を行うべきではないかと思いますが区の見解は如何でしょうか。 次の課題に入ります。埼京線十条駅付近踏切解消事業については、平成17年制度改正後の区の積極的な姿勢と、地域住民が行った13千人余の署名活動を東京都に昨年3月1日に各町会長、高木都議会議員、椿区議会議員と共に提出し、その成果が鉄道事業者及び東京都との密な交渉となっています。十条に限らず各種まちづくり事業の進展に向けて、地域と協議を重ね、各地域にふさわしい都市環境の創出は基礎的自治体の責務であります。 以前個人質問で触れましたが、本年4月に新校舎が完成しました十条富士見中学校には、踏切解消事業の工事ヤードの記載があります。十条まちづくりに関する各種ブロック会が定期的に開催され、まちづくりに関する意見集約及び方向性の理解を深めています。調査、事業化には5年の月日が掛かるのが一般的な本件の事業着手を、いち早く望むのが区民であり、北区の交通問題解消又、生命財産を守る上でも重要な本件であります。この事業を更に加速させる為には、区の責務において工事ヤードを含む地元との積極的なまちづくりの協議が必要な時期と思われますが、区の姿勢を示して頂きたいと思います。又、踏切解消事業の方向性が定まれば、補助85号線これは都施工路線でありますが、将来像を考えなければなりません。区の見解を伺います。 この埼京線十条駅付近立体交差事業と念密な関係にありますのが、十条駅西口再開発事業であります。準備組合設立後、様々な課題がありましたが、地権者に対して具体的な権利変換に伴う数字の提示が出来る都市計画決定、その後、本組合設立となり大きく計画の踊り場に出る段階であると報告を受けています。 本組合設立時には、すべての地権者が組合員となりますが、以前より議会や各種委員会で議論されていた準備組合への加入率を鑑みる中、議論尽くされていたかと申しますと、その実態は期待値に対しまして、今一歩努力して行く必要もある事業かと思慮できます。  北区も地権者の一員ですが、組合方式を選択した本事業の効果を最大限に発揮し、賑わいとやすらぎのある十条地域の創造の為に今まで以上に基礎的自治体としての責務が問われる立場になるのではないでしょうか。例えば、十条駅西口に関わる地権者の皆様、又地元町会となる上十条2丁目町会の皆様にとりましては、次世代に託すまちづくりに対する責任、大規模災害発生時の自主的な防災組織を継続、発展させて行く上で大きな課題を残しながら現状に至りました。これらの課題、関わる人との意見集約は基礎的自治体としての責務であり、組合員の一員である北区の責任は非常に大きいものがあると思います。  以上の点を鑑みる中で、十条西口再開発事業に関しまして、都市計画決定という節目を迎え、地権者や地元町会の更なる理解を深める為に、基礎的自治体としての責務をしっかりと果たす時であると考えます。現状のスケジュールと共に、この踊り場で、何をいつまでに行い、誰が確認し、まちの創造を行っていくべきか。他の十条駅周辺の課題との関連で、本件都市計画がどのような展開が示唆出来るかを伺います。  5番目の大きな課題として、王子本町中央図書館前の環境についてです。 煉瓦図書館の整備、王子本町3丁目都営住宅建て替えにより、道路の相互交通に向けた部分的な拡張予定、王子本町保育園の定員増加、民間主導によるマンション建設での景観改善など区役所通りと並行するこの沿線は大きく変化しています。  地域には王子第2小学校を抱え、ここ数年各学年が単学級編成となっており、学校ファミリー構想で小学校の適性配置計画が進められる中、様々な憶測がささやかれています。  京浜東北線・南北線共に利用可能な王子駅、埼京線十条駅を徒歩圏内に有する当地域は、先に述べました環境整備と共に、子育てするなら北区が一番を目指す花川区政においても、今まさに東京都と具体的なまちづくりについて協議すべき時期に差し掛かっているのではないでしょうか。  北区基本計画2010(大規模団地建替・再生)の項目には『住宅セーフティネットとしての役割を果たすよう要望していきます』と記載があります。北区都市計画マスタープラン2010には都営王子本町団地周辺の区域については『中央公園や周辺の住宅と調和した住宅団地の建替えをすすめます。中層または高層建物を中心とします』との記載があります。  平成24年3月東京都策定の東京都住宅マスタープラン別冊『住生活基本法に基づく重点供給地域』には中十条1丁目地区公営住宅建替え事業1ha(事業中)、王子本町3丁目地区公営住宅建替え事業4ha(事業中)の記載がありますが、地域として関連する都営中十条第1アパート、都営王子アパート及び都営王子母子アパートについては、何ら記載がなく周辺町会の皆様は大変危惧されています。  北区が基礎的自治体としての責務を感じ、将来を憂い危機感を持っているのならば、この期を逃さずに、地域町会等との協議を進め、既存の公的な交通機関の利便性を視野に入れ、生産人口増加に向けたまちづくりに本腰を入れ意見集約を行い、土地の権利者となる東京都や国と積極的交渉を行う時期であると思いますが区の見解を伺います。  最後に私立学校との教育連携について伺います。  今年の夏は成立高等学校が北区に所在地がある高校として初めて甲子園に出場しました。区内の少年野球チームやその指導者の多くも観戦し、子供たちに多くの夢を与えて頂きました。成立高等学校は神谷中学校と連携を取り、①学力向上②受験対策③部活動④行事等を中心に展開し、特 色ある教育活動推進の為にご協力を頂いています。  北区隣接の帝京大学グループは旧富士見中学校跡地の購入を機に、北区との様々な連携を強く望んでいます。その他、家政大学や東京成徳大学なども近隣と様々な協力を頂いています。  区内の学校教育に目を向けますと、学校ファミリーを軸として様々な施策を施しています。昨年の区民アンケートの結果では「学力向上への取り組み」「道徳教育の推進」を重点施策として期待するファミリー世帯が4割を超えています。  私は自民党議員団山田議員の代表質問で提示した「知・徳・体」の充実に上記2点を含めた学校教育の充実が、今後期待される方向ではないかと感じています。 「生きる力」の育成を目指し、教育先進区を実現する為には、国際的な競争にも耐えうる能力向上や相手を思いやり尊重する中で、自身の意見をしっかりと相手に伝える能力を身に付けていかなければならないのではないでしょうか。子弟を海外の学校で教育をしたことがある保護者に伺いますと、自国の文化・伝統に誇りを持ち、相手に伝える能力が高い海外の子弟が多い事に驚きを感じたとの感想を多く耳に致します。  つまり国際競争力を高める事は語学力の向上は当然の事として、ディベート教育の向上が今求められる事につながるのではないかと思います。都立高等学校の推薦入学制度の来年度からの方向転換を見る中でも、東京都教育委員会が本件についての対応を急いでいる事が理解出来るのではないでしょうか。  そこで、北区には本年夏のディベート大会で全国3位に入賞した女子聖学院中学校ディベート部があります。全国規模の大会で3位に入賞したこのクラブ活動の在り方、指導方針などを検証し、北区学校教育にも広げて頂きたいと思いますが、教育長の見解を伺います。又この教育手法を北区教育◆視点1『「教育先進都市・北区」にふさわしい学校教育を展開する』の中の「6・社会で活躍する子どもを育てる」に是非追記し、積極的な方針を打ち出して頂きたいと思います。  以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。

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